皆さんは、テレビなどで体操競技をご覧になった事はありますか?
見ていて気になる事いっぱいありませんか?
本日は、その中の鉄棒の事についてお話しします。
体操の鉄棒って、なんであんなにしなるの?
体操の男子競技で使われる鉄棒は、学校や公園にある鉄棒とは違い、じつはバーの中にワイヤーが入っていてしなるように出来ているのです!
ワイヤーが入っているとは知らなかった!
だから、あんなにしなるのですね!
ちなみに、鉄棒の高さはなんと2m80cmもあります。
初めに鉄棒に掴まる時、別の人に持ち上げてもらって掴まっている様子からかなり高いことがわかりますね。
男子は鉄棒の競技はあるけど、女子にはないことをご存知でしたか?
女子には、男子のような鉄棒がない代わりに、段違い平行棒という競技があります。
段違い平行棒のバーは、鉄の芯を入れた木製で出来ていますが、男子同様に女子のバーもしなるように出来ています。
平行棒の断面は円形です。
ちなみに、男子の平行棒という種目で使う棒の断面は楕円です。
へぇ〜!
断面が違うんですね!
演技前につけている白い粉は何?
粉の正体は、「炭酸マグネシウム」通称 “タンマ”という物で、滑り止めのために使います。
また、霧吹きでシュッシュと水をふりかけていますよね。
あの霧吹きの中身は、人それぞれですが砂糖水が入っていることもあります。
男子の平行棒は、タンマをなじませるためにはちみつを使う人もいます。
はちみつ!?
ベタベタしないのかな?
離れ技って怖くないの?
離れ技とは、器具から手を離して行う技のことです。
コバチ、コールマン、トカチェフ、などいっぱいあります。
技を習得するまでは、本当に怖いですし、痛い思いもいっぱいします。
私も頭から落ちたり背中から落ちたり、前歯1本折れました(笑)
ひぇ〜!!
やはりそうとう体張ってやっているんですね!
それでも体操選手は、諦めずミリ単位でつま先の方向や手を離すタイミングを修正しながら何回も何回も練習します。
そして、出来た時の嬉しさは、大人になった今でも覚えているくらいすごく嬉しいものです。
そんな嬉しいを子どもたちにもたくさん知ってほしいと思います。
出来た時の子どもたちの表情が本当に素敵です。
大技をするのも全ては “基礎” が大事!
これからも、みんなの“出来た”に寄り添っていきたいと思っています!
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