人には色んな癖があるように、“眼”にもクセがあります。
そして、驚くことに、眼のクセは性格にまで影響を及ぼすといわれております。
眼の筋肉
当然ですが、眼球を動かすことができるということは、眼にも筋肉があります。
眼球を動かす筋肉は、片方だけで6個、両方で12個あります。
これらの筋肉を総称して「外眼筋」といいます。
眼球を上下、内外、回旋、といった動作をさせる際に使う筋肉です。
テントを張る時に、それぞれのワイヤーが綺麗に張れて完成するのと同じで、眼の筋肉もそれぞれの強さが均一に動くのが望ましいです。
しかしながら、眼の筋肉には先天的にバラつきがあったりします。
それが、眼のクセの原因となっています。
もちろん、大人になって後天的に筋力低下を起こすこともあります。
例えば、長時間のパソコン作業や、スマホの見過ぎなどで、視野を広く使わないような生活を続けて外眼筋を使わないでいると、当然、筋肉なので衰えて筋力低下を招きます。
眼のチェックもします!
小学生のお子様が体験にいらした際には、最初に眼球の動きをチェックさせて頂いております。
- 寄り目が上手に出来るかな?
- 眼で対象の物をきちんと追えているかな?
- 見えずらそうな所はないかな?
などなど。
チェック後、保護者の方に「いつも夕飯食べる時にこちら側にテレビありますか?」と聞くと、「え〜!なんでわかるんですか!?」とびっくりされたりします。
日々の生活で私たちが気づかない所でも眼の使い方にもクセがついているのですね。
眼も筋肉で動かしている
ある運動に、必要な筋肉が必要な分だけ動けば怪我をしにくいように、眼もその時に必要な動きができていれば、動いているものを目で追ったり、本を読んだりといった、目から入る情報を処理しやすくなります。
目から入る情報を処理できるようになると、脳は体が安全だと認識しやすくなり、自律神経のバランスが取れてきます。
自律神経が整っているということは、過度に興奮したり、臆病になったりという状態ではないので、生まれ持った性格がそのまま出てきます。
特に、眼のクセが強いお子さんだと性格が変わった?!と思うほどになります。
体を動かすトレーニングと同じくらい眼のトレーニングも大事!
眼のクセは、自分では気づかないことが多いので、ぜひチェックしにいらしてみませんか?
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